ライター夏生さえりが妄想! 理想の間取りvol.3「秘密の部屋付き!4人家族で住みたいお家編」

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理想の間取りをはちゃめちゃ自由に妄想するシリーズ、ついに最終回となりました! 1回目は「付き合って3カ月の恋人たちが住む家編」、2回目は「結婚直前の二人が購入するお部屋編」でしたが、3回目のお題は「4人家族で住みたいお家編」!

編集部いわく、「子どもができた後に買いたくなる家の間取りを妄想してください!」とのこと……。

子どもと住みたい家……。
子どもと住みたい家、ねぇ……。

うーん……。そんなこと言われて、「秘密の部屋が欲しい!」と思わない人がどこにいるのでしょうか……?(突飛な論説ですが、お許しください)。

秘密の部屋と言ってもね、別に扉が隠し扉になっているとか、そこへ入ると時空が歪むとか、はたまた賢者の石が隠されているとかそういうことではありません。要するに屋根裏部屋的なサムシングが欲しいんですよ。

家族はいつも一緒! オールウェイズトゥギャザー! ……といっても、やっぱりアローンになりたい日もありますよね。お母ちゃんだって、母である前に妻である前に、一人の女やねんな(涙ほろり)……な日もあるわけです多分。そんな日のための、秘密の部屋ですよ。

階段を上ったところにポツンとある秘密の部屋は、普段は「書斎」兼「シアタールーム」にするんです!

うぉぉおお! 最高な家になりそうな予感がする!
最終回は「子どもと住みたいお家編」

秘密の部屋については無限に語れてしまいそうなのですが、その気持ちをぐっとこらえて。まずは、住んでいる4人家族は一体どんな家族なのか、ディテールを思い描きましょうか。その先にしか理想の間取りは待っていない! 行くぜ!

~以下、無駄オブ無駄な文章となりますので読み飛ばしていただいても構いません~

きっと夫は、フリーのデザイナー。結婚するまでは雇われデザイナーをしていて、ベンチャー企業で夜中まで働いていたんだけど、結婚を機に「家族と過ごす時間以上に大事なものなんてないから」とか言って、一念発起でフリーランスへ転身。ちなみにメガネをかけていて、黒縁メガネ歴10年だったのに最近べっ甲柄に変えたんですよね。え? 妄想が細かすぎる? 知らないんですか? 神は細部に宿るっていう言葉を。ガンガン行くのでついてきてくださいね……。

そして、子どもは二人。どちらも女の子。とにかくよく喋る。喋る。喋る。最近なんて、「あたし、おとなになったら、オーラのあるおんなのひとになりたいの……」とか言い出しちゃって、なんだいこのオマセな子は! かわいすぎるじゃないの! って心の中でいつも悶えるような生活をしているわけです。

夫婦は本当に仲が良くて、3年付き合って結婚したのだけれど、子どもを産んでからというもの生活が一変。子ども部屋もない家で暮らしていたから、四六時中子どもと一緒。うん、まあ、子どもはかわいいですよ。すごくかわいいです。天使です。でも、でもね。夫と恋人時代みたいに過ごす時間ももっと欲しいな、あぁ望みすぎかな、あたしってばいつからこんな欲張りに……やだわばかばか。って子どもたちの桃のような頬を撫でながらほのかに悲しくなったときに、夫が言うわけです。

「家、買おうか」って。

「え? 家? 買うの?」
「うん。家族が住むのに適した家」
「……? 今だって十分じゃ……?」
「……“十分”かな? 僕はもっと君と一緒に過ごしたいって思ってるけど……」

はい、これ爆きゅん。いや、爆きゅんどころの騒ぎじゃない。これはきゅんのテロ。きゅん殺人事件。

それで二人で理想の家を考えるところから始まって、出来上がったのがこの家だってことです。

~以上~

よし、見えた。完全にこの家が見えてきた。むしろ暮らしているような気になってきた。

理想の間取りはこれ

そんな家族が住むなら、こんな条件を設けたい!

・安心安全な、ほぼワンフロア設計
・はちゃめちゃ広いリビング
・はちゃめちゃ広いウッドデッキ
・憧れていたアイランドキッチン
・秘密の部屋(書斎 兼 シアタールーム)
・夫婦の寝室は子ども部屋と離れている
・子ども部屋は思春期でも安心の設計
・リビングを通らないと子ども部屋に行けない
・トイレは二カ所
・収納がたっぷりある
・窓が多い
・海が見える!

あれ? フリーランスデザイナーの夫の仕事部屋は? と思ったかもしれませんが、夫は「みんなの姿を見るとつい一緒に遊びたくなっちゃうかわいいひと」なので、家のすぐ近くにオフィスを借りているのです(細かい妄想はまだ続く)。

そしてできた間取りがこちら!

(イラスト/岩間淳美)

(イラスト/岩間淳美)

はい、スペシャルドラスティックワンダフルルームオブザイヤー受賞おめでとうございます!!!!!

細かいポイントを見ていきましょう!

はちゃめちゃ広いリビング(イラスト/岩間淳美)

(イラスト/岩間淳美)

まず、家族で暮らしたい家の絶対的・マストオブマストは、とっても広いリビング……! 絵ではやや小さく見えるかもしれませんが、これはだいたい18畳くらいあります。広い!

子どもたちが「きゃーっ」ってはしゃいでコケても、どこにもぶつからないくらい家具をゆったり配置して。可能であれば、大型犬だって飼いたい。ゴールデンレトリバーがのっしのっしと歩いて、その横で子どもたちが疲れて眠って。それを眺めながらアイランドキッチンで料理をする。……ん? 極楽浄土かな……?

ちなみにこれまでの理想の間取りと同じく、窓はたっぷりつくっておきました。寒さに備えるべく、床暖房も完備。ちなみに天井は吹抜け箇所あり。開放感へのこだわりは誰にも負けない、開放王に俺はなるっっ!!

はちゃめちゃ広いウッドデッキ(イラスト/岩間淳美)

(イラスト/岩間淳美)

そしてリビングからつながっているテラスは、ウッドデッキに。開放王たるもの、夏は窓を開け放って、開放パラダイスにしなければ。そこでバーベキューをしてもいいな。簡易キャンプごっこもいい。広いウッドデッキで縄跳びの練習をする子どものビデオを撮る生活でもいい!!

夜、子どもが寝たら、夫婦でウッドデッキに出て、あたたかなコーヒーを飲みながら語り合ったりするのもいいかもしれない。良すぎて苦しい。

最高すぎる秘密の部屋(イラスト/岩間淳美)

(イラスト/岩間淳美)

そしてお待ちかねの、秘密の部屋。ここは本をたくさん置く、書斎にしたい。一人で本をよみふけったり、時にはお客さんを泊めたりと、用途はいろいろ。

夜ご飯後に秘密の部屋へと上がり、スクリーンで映画NIGHTをするのもいいですね。

「パパァ、きょうは、ぴーたーぱんがいい」
「いやだ、パパは今日こそトランスフォーマーを見たい」

と、ワーワー喧嘩している子どもみたいな夫を、うふふと笑って見つめる時間は超絶プライスレス……。秘密の部屋、最高すぎる。なにがなんでも手に入れたい。

ちなみに6畳ほどのその部屋へは、玄関横の階段から上がることができます。その心は、例えば家族に知られたくないほど落ち込んでいるとき、こっそり上へあがってこっそり泣くこともできるから……と。われながら最高の配慮では?

子ども部屋と離れた夫婦の部屋(イラスト/岩間淳美)

(イラスト/岩間淳美)

そして子ども部屋とは随分離れた場所にあるのが、夫婦の部屋。

子どもを持ったことがないのであくまで想像にすぎないのですが、ずっと「お母さん」「お父さん」でいるのって大変なんじゃないかな? とも思うわけです。子どもが寝た後は、ゆっくり夫婦で過ごす時間が欲しい。
子どもについて話したり、仕事の話をしたり、最近あったことを話したり。少しだけ気を抜ける時間が、この夫婦部屋によってつくれたらいいな……。

「ねえ」
「なに?」
「しあわせだね」
「うん」

って微笑みあって、髪をゆっくり撫でてもらえる時間もつくれる! そう、この間取りならね。

ちなみに子ども部屋は、高校生になったとき、妹にカレシとの会話を聞かれずに済むようにクローゼットを間に挟んでみました。まあクローゼット挟んでいても、少しは聞こえちゃうんですけどね(経験者は語る)。

たくさんあるクローゼット(イラスト/岩間淳美)

(イラスト/岩間淳美)

あまり物は持ちたくないのですが、それでも子どもが2人もいれば、やっぱり物は増えるわけで。クローゼットはたくさんあるほうがいいということで、山ほど配置してみました。助かる。

海が見える

そしてできれば、ここが「逗子」であって欲しい。海まで歩いて10分圏内に住むのが夢。それでやっぱりゴールデンレトリバーを飼って、おおらかに散歩をさせたい。

散歩に行く夫

犬の散歩当番は、夫。オフィスから帰ってきた足音を聞くなり、犬が起き上がって尻尾をブンブンと振りだすんですよ。あ、犬の名前は多分「ロビン」ですね。子犬の顔を見た瞬間に、家族全員が「ロビン顔だな」って思ったからだと思います。

毎日散歩に行くのは大変なはずなのに、夫は一度も文句を言わずに行ってくれる。その後ろ姿に、時には頼もしささえ感じてしまうんですよ。

それでたまに、「私も行く!」って鍵を持って追いかけようとすると、子どもたちも慌てて「私も!」「私も!」って言ってさ。ただの散歩なのに4人でぞろぞろでかけて、さながらお出かけDAYですよ。

海沿いで犬と散歩

そのまま家族4人で海辺まで行って、ロビンとボール遊びをして。ロビンが遊びまくったあと、舌を出してヘッヘッって笑うもんだから、「ロビン、幸せ?」って聞いてみたら、ぺろりと鼻をなめて舌を引っ込めて、キョトンとした顔をするわけ。なにを言ってるんだろう? ぼくはなにを聞かれているんだろう? って顔してさ。かわいい。かわいすぎる。

笑っている子ども

そんなロビンを見て、きゃははって子どもたちが笑い始めて、一度笑い出すとおさまらないみたいで、きゃっきゃっきゃっと笑って。それを見ている夫まで、あははっあははっと、笑い始めちゃって。

波の音がざざーとして、ロビンの足跡がついた浜辺が視界に入って、西日が彼らの顔を照らして、まつげの影が少し落ちていて。

思わずポエマーになる

それで思わず
「あぁ瞬きが、シャッターになればいいのにな……」とか思っちゃうんだよね。
絶対思っちゃう。ポエマー爆誕。
爆誕ついでに家に帰ったら、日記にこう書いちゃう。

「彼らを包む光。祝福の波音。笑い声は弾け、あぶくとなって海へと溶け出す。海の向こうの異国のものよ、受け取ってくれ。波に溶かしたとある家族の愛の形をーー」。

最後に

……。記事を書いているうちに、なぜか安っぽポエマーとして進化を遂げてしまった……。これ以上は危険なので、このあたりで終わりにしましょう。

それにしてもリアルに想像しすぎて、自分のカメラロールに海辺ではしゃぐ子どもとロビンの写真と、目を細める夫の写真が入っているのではないかという気持ちになっていたけど、わたしには子どももいないし、ロビンもいないし、べっ甲メガネの夫もいないんだった。ていうか、「ロビン顔」ってなんだ……?

妄想なのか記憶なのかが曖昧になってしまいそうなので、ここで自分が「秘密の部屋なしの普通の家」に住んでいることを思い出して終わりにします。海もない。つらい。

これにて全3話のお話は終わりです。楽しんでもらえましたか?
みなさんが素敵すぎるおうちで、素敵な暮らしをしていることを願っています……!

引用元: suumo.jp

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