不動産営業マンっていつまでスーツ着てるの?

ビジネスマンの戦闘服といえばスーツにネクタイ。ビジネス鞄を片手に磨き上げた革靴で颯爽と歩く姿は、まさに企業戦士そのもの。といわれた時代から一転、脱スーツ化に取り組む企業が増えています。毎朝の通勤電車ではオフィスカジュアルに身をまとう人が増え、スーツ量販店ではオフの日にも着回せそうなアイテムを多く目にするようになりました。なぜ今、オフィスカジュアルが注目されているのでしょうか?

節電対策だけではなかった、クールビズとウォームビズ

 脱スーツ化の先駆けともいえるクールビズとウォームビズは、真夏に膝掛けを使い冷え対策をする女性社員や真冬の通勤電車で暑苦しさを感じていた男性社員に快適空間をもたらせてくれました。しかし、それだけではありません。気候にあった装いは、着心地のよさが集中力を高め、初めて会う人に見た目から好印象を与えるといった、自分にも相手にも環境にも優しい装いなのです。

脱スーツ化で会議時間の短縮?さらには社員の健康増進!?

 「短時間で効率的な会議に最適な服装は?」と聞くと、一昔前は「スーツにネクタイ」と答える人が大半でした。ビシッとした服装は気を引き締めるという発想です。ところが今は、「オフィスカジュアル」と答える人が増えつつあります。これは、カジュアルフライデーやスニーカー通勤などを推進した企業から、「自由な服装が自由な発言につながった」、「社員同士の会話が増えて職場の雰囲気がよくなった」という声が多く挙がり、それを社員も実感しているからでしょう。

 社内の雰囲気が良し悪しは、社員の精神面に大きく影響します。そして各々の業務内容に適した快適な服装は、体調管理に役立ちます。さらに通勤靴をスニーカーに変えることは満員電車内での体力温存や歩く距離が増えるなど健康維持につながります。働くうえで欠かせない健康管理を仕事服から考えることは、働き方改革の一端を担うものとして認知されつつあります。

本当に良いことづくし?脱スーツ化に向けた課題

スーツより個性が出やすいオフィスカジュアルを、「朝の服装選びに時間がかかる」、「他の人の服装と見比べられているようで嫌」、「取引先に失礼ではないか気になる」と嫌がる人もいます。良いと思って推進したことが皆のストレスの種になっては困りますよね。

服装選びに困ったら

「何を着たら良いかわからない」という人のために服選びの方法をタイプ別にご紹介します。

①内勤が多い人は「スーツ量販店」へ
一日の大半を社内で過ごす人には機能的で手入れが楽な服が一番。仕事服に特化したスーツ量販店には、このニーズを満たす服が多いです。店舗によっては、スーツの下取りサービスや2着目割引などがあるので、まとめ買いをしたい人にもお勧めです。

②外勤が多い人は「百貨店」へ
客先訪問が多い人は、見た目の印象も大事ですよね。一部の百貨店には、服装選びをサポートする専門スタッフがいて店内を一緒に回ってコーディネートしてくれます。百貨店にはあらゆる服があるので、取引先との週末ゴルフ服などを併せて揃えたい人にもお勧めです。

③役職者は「パーソナルスタイリスト」
会食やセレモニーが多い役職者には、個人向けスタイリストによる買物同行サービスがお勧めです。あなたに最も似合う服を見立ててくれます。髪型や眉の形をアドバイスできる人もいるので、イメージチェンジしたい人にも最適です。

 脱スーツ化の推進は環境や健康に良い上、自社のブランディング強化にも一役買います。自社イメージに合い、ターゲット顧客が信頼を抱く服を着ることで成績アップにつながるかもしれませんよ。