【あり?なし?】狩猟免許を取得してサバイブしてみてはいかが?

動物と立ち向かってサバイブするハンター。最近では「狩りガール」なる言葉も耳にするようになりました。狩猟を始めるには、どのような準備や心構えが必要なのでしょうか?

ハンターになるには

ステップ1:狩猟免許の取得
ハンターになるには、狩猟免許が必要です。狩猟免許は4種類あり、使用する猟具によって必要な免許が異なります。

(1)網猟免許:網(むそう網、はり網、つき網、なげ網)
(2)わな猟:わな(くくりわな、はこわな、はこおとし、囲いわな)
(3)第一種銃猟:装薬銃(ライフル銃、散弾銃、空気銃)
(4)第二銃猟:空気銃

狩猟試験は都道府県で実施しています。都道府県によって担当部局が異なるため、お住まいの都道府県に確認しましょう(東京都は「環境局自然環境部計画課鳥獣保護管理担当」)。免許取得までの費用は約1万5千円、内訳は事前講習や医師の診断書、申請費用などです。

※銃猟を行うためには「銃の所持許可」が別に必要です。申請先は警察署で申請費用は約6万円(空気銃は約2万円)です。

ステップ2:狩猟者登録の申請
狩猟を行うためには「狩猟者登録」が必要です。狩猟免許だけでは狩猟はできません。狩猟者登録は狩猟を行う都道府県へ申請します。登録費用は、銃猟が約2万円、わな猟と網猟は約1万円です。また、実際に狩猟を行うには、3千万円以上の共済または損害賠償保険への加入も必要です。

ステップ3:猟友会への入会(任意)
猟友会とは、狩猟道徳の向上や野生鳥獣の保護、有害鳥獣駆除及び狩猟の適正化を図り、狩猟の健全な発達と生活環境の改善に資することを目的に活動を行うハンターのための公益団体です。
入会は任意ですが、狩猟に必要な保険が年会費に含まれていたり(狩猟事故共済保険)、新人狩猟者に狩猟機会を提供してくれたりと、ハンターにとって心強い存在といえるでしょう。会員には帽子とベストが無料で配布されます。

費用について

上記以外に必要な費用は、猟具購入費、ウェア購入費、消耗品費や免許更新費用などで、初期費用は銃猟で約30万円、わな猟や網猟は約10万円です。
※猟具やウェアの価格は幅があるため、あくまで目安となります。

ただでやられると思うなよ

ただでやられると思うなよ

ハンターの心得

趣味として狩猟を楽しむハンターに対する否定的な意見は少なくありません。痛ましい事故も毎年のように起きています。関連法規の遵守はもちろんのこと、人の命をも奪う猟具を所持する自覚と責任を持つことがハンターには求められます。

基本的なこととしては、狩猟を行って良い場所や期間、その場所で狩猟できる野生鳥獣の種類や捕獲可能数、猟具や猟法などは厳守しましょう。また、他のハンターとの縄張り争いや人間関係トラブルを起こさないよう節度を持つことも大事です。

特記すべきは、狩猟と山菜採りの時期が重なる地域があることです。猟場近くで山菜採りを楽しむ人々の存在はハンターにとって2つの脅威です。1つは言わずと知れた人を巻き込んだ事故のリスク、もう1つは人の動きを察知した野生鳥獣が普段と異なる動きをすることです。

猪や鹿などは有害駆除として自治体から補助金が出ることや、レストランオーナーが自ら狩りに出ることもあり、「今日こそ捕獲するぞ!」と意気込むハンターもいます。
レジャーを楽しむ人の存在でイノシシなどの進路が変わったら、「読みが外れた」とガッカリするでしょうが、ハンター以外の人への威圧的な態度は厳禁です。狩猟に縁がない人々にとって、銃を持った人は恐怖でしかないのですから。

ルールを守る人だけが味わえる狩猟の真の楽しさと魅惑的な狩猟ワールド、あなたにとって狩猟はあり?なし?

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