教えて! みんなの部屋探し失敗エピソード

教えて!みんなの部屋探し失敗エピソード

人生で何度か経験する人も多い、賃貸の「お部屋探し」。忙しくて内見時に十分な確認ができなかった、急かされてなんとなく決めてしまった……など、住み始めてから後悔したお部屋探しエピソード、ありませんか? 今後、部屋を探す際の気づきにつながるような、体験談と注意すべきポイントを紹介します。
<部屋編> 日当たりが悪くてカビる部屋、家具が置けないetc.

まずは部屋そのものについての失敗談から。見学する時間や平日、休日など暮らしのシーンを際に細かくイメージして選ぶことが失敗を防ぐ方法につながります。

●「仕事の都合で夕方から夜にしか見学できなかった。日中も思っていたより日当たりが悪く、湿気でカビだらけの部屋に」(30代男性)
⇒日当たりは間取図ではなかなか分からないので、内見は昼・夜それぞれに行くのがベスト。窓の位置や風通しもチェックを。

●「新しい部屋には絶対置こうと思っていたソファ。横幅などちゃんと考えていたのに、部屋に柱が張り出していて……。泣く泣く諦めました」(20代男性)
⇒柱や梁には要注意。ちなみに梁がある場合は、背の高い家具が置けないことがあるので、できればメジャーで測っておきましょう。

●「眺望がよく、階上の騒音も気にならない最上階。しかも南向きで日当たりもいい! ちょっと予算オーバーでも頑張って借りて、自慢していました。でも、誤算が夏場。太陽をもろに浴びて部屋中が暑い!夜仕事から帰ってきても暑すぎてエアコンフル稼働。遮光カーテン代や光熱費など出費が想像以上に」 (30代男性・シングル)
⇒隣接建物や構造にもよりますが、日光を受ける最上階は暑くなりがち。内見時に季節ごとの注意点も聞いておきましょう。

●「角部屋でマンションにしては窓が多く、風通しがよさそうと思って契約。でもそのあと、カーテン代が高くつきました。しかも、出窓などもあって窓のサイズが規格品に合わず……。女性一人暮らしだからと、窓用の防犯グッズも買ったので出費がかさみました」(30代女性・シングル)
⇒窓に必須のカーテンや防犯グッズの予算もあらかじめ想定を。加えて、オーダーカーテンは時間もかかるので入居直前ではなく、早めに準備しておきましょう。

●「玄関から廊下を通って入る間取りなら、玄関に入ってすぐに室内が丸見えじゃなくていいかなと。でも、何も使わない廊下がある分、部屋が狭く感じる。ちょっともったいない気分に」(30代女性・シングル)
⇒プライバシーと部屋の広さを天秤にかけて日常生活をイメージ。家具を置くなど、廊下の有効活用ができるかもポイントに。来客が少なければ室内が見えてもOK!というケースも。

日当たりが良すぎるのも考え物。特にタワーマンションの上層階では夏場の室温が急上昇することも(写真/PIXTA)

日当たりが良すぎるのも考え物。特にタワーマンションの上層階では夏場の室温が急上昇することも(写真/PIXTA)

<設備編> コンセントの場所がイマイチ。ドアを開けたら通りにくいetc.

設備はその後の暮らしに直結するもの。収納からコンセントなどの細かな設備についても、有無だけでなく使い勝手まで確認しておくことが大切です。

●「コンセントの位置が悪い。ワークスペースとして想定した場所にコンセントがなく、気づくとテレビや照明などのケーブルがたくさん入ったタコ足配線に。ホコリがたまって漏電からの火事が心配」(30代男性・カップル)
⇒現地見学のときは、電話やテレビアンテナの差し込み口、コンセントなどの位置や数も要チェック。

●「Wi-Fi完備に惹かれて入ったものの、電波が悪い&弱くてインターネット環境が貧弱。有線LANの差し込み口も微妙な位置で、ホームワークや趣味の動画視聴もブツ切れでストレスマックス」(40代男性・シングル)
⇒今や必需品となったインターネット環境。回線速度は最速の値で明記されていることが多く、また居住物件の住人で割り振ることもあるので、何をしたいのかを不動産会社に伝え、快適にできるかどうか聞いておきましょう。

●「寝室の収納扉が前に開くタイプ。ベッドを置いたら、扉が途中までしか開かない!他にベッドの置き場所もないし、半開き状態ではモノを取り出すのが大変……」 (30代男性・カップル)
⇒生活動線で案外見落としがちなのが扉の開閉タイプや開閉方向。家具の置き位置だけでなく、廊下やキッチン、洗面回りのドアや収納扉などの開閉スペースも、通路部分にかからないか確認を。間取図で引き戸か開閉式なのかが分かります。

●「都会的で憧れのウォークインクローゼットがある部屋を契約。でも、一人暮らし用の1DKで約40平米の部屋なので、部屋が狭く感じてもったいない。出入口も広くないので奥の物が取り出しにくいし、友人が遊びに来た際、『収納が大きすぎて部屋が狭い。収納で暮らせそう』と言われる始末」(20代女性・シングル)
⇒ウォークインクローゼットは人が入れるスペースをとっている大型収納。居室にゆとりがないと、もったいなく思えることも。また出入口の幅が狭いと中にある物が取り出しにくく、結局有効活用できないことも。

●「シンクとコンロの間が狭く作業スペースが思ったより狭い。食材を並べたり、盛り付けたりするのに狭苦しくて、結局レトルト品だらけのディナーに」(20代女性・シングル)
⇒自炊する人は、調理スペースの広さも見ておきましょう。普段使うまな板や調理器具のサイズから想定できるはずです。またコンロの数や配置など実際の使い勝手も考えて見学をしましょう。

●「トイレ、浴室とLDKが近すぎて、生活音がダダ漏れ。友達が遊びに来たときは気をつかわせてしまうし、カップルで住んでいても少し恥ずかしい」(30代女性・カップル)
⇒毎日使う設備なので、動線だけでなく快適に使えるかをイメージしましょう。たとえ隣り合っていても、間に収納があるなど緩衝する空間があれば気にならないことも。

●「洗面室とバスが一緒なのは、朝、シャワーの後に洗面化粧台でメイクできてラクと思っていたけど、湿気がこもって化粧しにくい。洗面室は別がよかった」 (20代女性・シングル)
⇒よく間取図に明記されている「バス・トイレ別」。ただバスと洗面台は一緒のこともある。独立した洗面室が希望であれば、条件をしっかり伝えておこう。

大きい収納があって便利!で終わるのではなく、建具の開く方向や開く幅などを確認しておこう(写真/PIXTA)

大きい収納があって便利!で終わるのではなく、建具の開く方向や開く幅などを確認しておこう(写真/PIXTA)

<周辺環境編> 深夜、朝も騒音で寝不足。案外買い物がしにくい街etc.

最後は「周辺環境」。利便性だけにとらわれたばかりに、せっかくの部屋での暮らしにストレスを抱えることも。こちらも時間帯を変えたり、周りに何があるのかなど細かくチェックしたりしておくことが重要です。

●「通勤利便性を考えてターミナル駅最寄りに。繁華街が近いので、夜は酔っ払い、朝は通勤の車などでやかましい。ヘッドフォンをして過ごすことが多くなりました」(30代男性・シングル)
⇒駅近くはアクセスだけでなく、さまざまな施設があって便利。その分、大勢が訪れる場所なので騒音が大きくなることも。日中だけでなく、朝、夜などの時間を変えて下見をしておくと状況が分かりやすいです。また、部屋の防音構造なども確認しておきましょう。

●「隣に公園があって、低層階でも気持ちよく光や風が入るかと思ったら、公園で遊ぶ子どもたちが巻き上げる砂埃が洗濯物についたり、夜は若者がたむろしていてちょっと怖いなどデメリットも」(20代男性・夫婦)
⇒目の前が公園といういかにも好立地でも落とし穴が。公園の利用状況も下見しておきましょう。

●「共働きで帰りが遅くなることが多いので、家の近くにスーパーや飲食店など商業施設があると便利だと思って探し当てたのですが、肝心のスーパーは深夜営業しておらず、飲食店も居酒屋ばかり。結局、途中の乗り換え駅で買い物して帰る日が多くなりました。コンビニや定食屋などがあれば……」(20代男性・カップル)
⇒なにかと便利なスーパーは、有無だけでなく営業時間も確認を。帰宅ルートに複数あると使い分けがしやすいです。

●「救急病院が近くて、なにかあったときに安心!と思っていたのですが、思った以上に救急車のサイレンが響く。もちろん仕方ないことなのですが、就寝中に立て続けに聞こえると、ちょっと悩ましいです」(30代男性・シングル)
⇒騒音の感じ方は人によって違うもの。病院以外にも線路沿いであれば電車や踏切、大通り沿いであれば車の音などが気になることも。防音構造の説明を鵜呑みにせず、実際に時間を変えて自分で確認を。ただ、病院が身近にあると確かに安心ではあるので、どちらを取るかよく考えて選びましょう。

●「駅から多少離れている分、静かで緑も多くて、快適に暮らせるなと思っていたのですが、帰宅ルートに死角が多くて夜はちょっと怖い。帰りが遅いときは遠回りして帰っています」(20代女性・シングル)
⇒女性の一人暮らしはセキュリティも大切。物件のセキュリティが充実していても、周辺環境はそうはいかないことも。駅までのルートを実際に通勤時間帯に歩いてチェックすることが防犯につながります。

アクセスや設備に満足した部屋でも環境が悪ければ魅力半減。暮らしの快適性を左右するポイントだ(写真/PIXTA)

アクセスや設備に満足した部屋でも環境が悪ければ魅力半減。暮らしの快適性を左右するポイントだ(写真/PIXTA)

先輩たちの部屋探しの失敗談はいかがでしたでしょうか。好みやライフスタイルは人それぞれですが、いざ住んでみて「しまった!」とならないために、事前に細部までしっかりチェックしましょう。特に情報が多く手に入る内見は、時間帯や平日休日など日取りを変えて見学をすることで、失敗が防ぎやすくなるようです。

お部屋探しは、人生で何度か経験するケースが多いもの。すでにお引越しを終えて新年度の準備万端!という方も、最後の追い込みで探し中という方も、ぜひ今後の理想の部屋探しに役立ててみてください。

引用元: suumo.jp