良い習慣悪い習慣

人の行動やそこからの結果は、その多くの部分が「自分の中での当たり前」である習慣から発生しています。例えば、駅に向かって歩く道。多くのルートがあるにも関わらず、大抵いつも同じルートを進んでいく。これが習慣です。普段疑問に思うことなくとっている行動でも、実はそれが非効率であったり、悪い影響を及ぼしている場合があります。良い習慣はもちろんそのままで良いのですが、悪い習慣は変える必要があります。

悪い習慣とは

いつも通りの思考パターンにいつも通りの行動パターン。この悪い例は次になります。

<人のせいにする>
自分にとって悪いできごとは、全て他人や外部からの影響のせいにしてしまう習慣。その本当の原因はこの際どうでもよいのですが、「外からの影響で起こってしまった」と考えてしまうと、自分の中で再発防止策をたてられなくなってしまい、常に再発の危険をはらんだままになります。

<行動の目的を持たない>
行動には全て目的があります。基本的には目的を持たずに行動をすることはあり得ないのですが、ここで言う「目的を持たない」とは、「後になって自分にとって良い影響を与えるための目的を持たない」ということになります。例えば、仕事でいえば人から依頼された仕事について、結果を出すのが目的でなく依頼をしてきた人に「やっている姿をみせるのが目的」である場合は、その場は良いかもしれませんが、後になって「結果が出ていない」とその人からの評価を下げることになります。また、食事に関しても「今、美味しいものをたくさん食べたい」という目的だけでは、後になって病気になってしまうかもしれません。本来であれば、「健康を維持したい」「筋肉をつけてスタイルを良くしたい」などの目的を持って食事をするべきなのです。なぜなら、後の影響は必ずあなたに降りかかってくるからです。

<大切なことを後回しにする>
大切なことは、それを行う際に困難や苦労をする場合が多くあります。つらいことをできるだけ避けたいあまり、その実施を後回しにしてしまう習慣は非常に良くないと言えます。時間が経てば経つほどにやりづらくなると共に、時間がなくなってしまいじっくり考えることができなくなります。終わらせるまで頭の中に残り続けるため、精神的にも決して良くありません。いつやろうがその結果は、決められた期日に自分自身に還ってきます。

<人からの悪い指摘を聞かない>
誰しも、自分に対する悪い指摘は聞きたくないものです。しかし、鏡を見なければ自分自身の姿が見えないように、外部からしか自分の立ち振る舞いを確認できない場合も多くあります。他者はあなたの内面は分からないし、分かる術もありません。あくまで外から見たあなたでしか判断ができないのです。この判断の結果のフィードバックを無視してはいけません。人との関わりを有利に進めていくためにも、「他者評価も自分自身の真実」と捉える必要があります。

良い習慣とは

先に挙げた悪い習慣の逆を行うことが、良い習慣となります。これに加え、次の内容を意識するようにして良い習慣を身につけていきましょう。

<常に行動を変えるという意識を持つ>
いつもと変わらない行動である「習慣」を逆手にとります。この習慣の中に「悪い結果を生み出した行動だと思ったら、5分考えて行動をあらためる」ということを組み込むのです。おそらくこの結果は顕著なものであり、その成功体験を積み重ねることによって習慣化できるでしょう。

<行動の結果を意識する>
どのような行動にも結果が伴い、その結果が自分自身に与えた影響をしっかりと評価します。行動の結果は一期一会ではありません。同じ行動は高確率で同じ結果をもたらします。これはつまり、失敗から学ぶということです。

いかがでしたでしょうか。長い時間をかけて定着してしまった習慣を変えることは大変だと思いますが、習慣を変える大きなポイントは「変えたことによる心地よさを味わう」ということです。心地よさはリピートしたくなります。リピート=習慣です。したがって、習慣を変えた後の結果で良かった点を、ささいな点でも意識的に注目してみることから始めてみてはいかがでしょうか。