騒音問題ですっきり解決する方法

 ご近所トラブルの代名詞である騒音問題。初めのうちはお互い様と思えても、何度も繰り返されると「もう限界!でも注意するのも・・・」とストレスは溜まる一方ですよね。賃貸なら不本意ながらも引越すことができますが、転居先で再び騒音被害にあう可能性もゼロではありません。

そもそも騒音って?騒音と思う音は人それぞれ違う

 騒音問題の難しいところは、人それぞれ騒音と感じるもの違うことです。例えば、「赤ちゃんの泣き声」。子育て経験者には懐かしく、子育て中のママには「お互い頑張ろう!」とエールに聞こえる赤ちゃんの泣き声が、受験生やSOHO事業者などには「あ~もうお願いだから泣かないで!!」と騒音に聞こえることがあります。逆に、勉強や仕事の息抜きにかけた音楽や趣味の楽器演奏を「ちょっと!せっかく子どもが寝かかっていたのに!」と騒音と感じるママもいます。こんなとき、どうすれば良いのでしょうか?

さりげない騒音アピールをしてみる

 うるさいと感じた音と同じ音で相手に気づいてもらう方法です。マンションの上の階の子どもが走り回る音が気になるなら天井をコツコツつついてみる、隣家の親子喧嘩が筒抜けで迷惑なら自分も大声で話してみるなどです。きっと相手は、「え?こんなに聞こえるの?」と驚き配慮するでしょう。気をつけるべき点もあります。相手が騒音と感じて苦情を言ってくる可能性です。そう思われた時点で、あなた自身が騒音加害者となってしまいますのでご注意を。

直談判してみる

 ストレスを溜め続けるくらいなら直談判です。「騒音なんて出していない」と言われないよう事前に録音して日時を書き留めておきましょう。できれば、1度や2度でないことを示せるよう、まとまった期間のデータがあると良いですね。直談判の注意点は、大きく3点です。①決して相手を間違えない、②苦情ではなく相談に行く、③顔も知らない相手には直談判をしない、です。騒音問題から殺人事件に至った痛ましい事件もあるので、話し合いには細心の注意を払ってください。

管理会社に対策を求めてみる

 直接対峙は不安という方は、管理会社へ電話し、騒音が発生する曜日や時間帯に来て聞いてもらうと良いでしょう。この場合も録音データはある方がよいです。管理会社経由であれば、苦情主が誰かを知られることなく、騒音問題を解決できる可能性があります。反面、管理会社にとっては騒音主も大切な入居者様、よほどの騒音でない限り対応してもらえないでしょう。

防音対策を講じてみる

 隣の部屋との壁際に家具を置く、上の階から音がする部屋は寝室にしないなど、自己完結型の騒音対策です。自分好みの室内環境ではなくなるかもしれませんが、騒音主や管理会社と関わらずマイペースにできるので、その分のストレスは抱えずに済みます。

イライラは体に毒だよ

イライラは体に毒だよ

もっとスッキリ解決したいあなたへ

 視点を変えて、あなた自身が変わることが最もスッキリ解決できる方法です。「うるさい」という感情を生み出したあなたが変わるのです。もちろん、“騒音おばさん”のような警察が動くようなものは別ですが、大抵の音は、あなたが「お互い様」と思える心の余裕を持った瞬間から騒音でなくなります。他人を変えるより自分が変わる方が早いですし、万一、自分が騒音を出してしまったときも周囲は温かく接してくれるでしょう。

 これからは、「聴覚が衰えたエアコン嫌いの高齢者が早朝から窓全開でラジオを大音量で流す(当人は普通に聞いているだけ)」、といった騒音問題を抱える働き世代が増えるかもしれません。そんなときも、「いつか自分も同じ事をする」と思える人が増えるとよいですね。